大阪賛助会 H・U
新緑の中、天候にめぐまれ気持ちのいい日よりの中で行修会を行うことができました。戸外ではいつもの通り、呼吸操練、統一式体操、積極体操を岩永研修員の指導のもと、初心者の方も含めて行うことができました。
室内ではいつもの通り養動法で運動によって興奮した神経を静め、精神が穏やかになったところで、今日の誦句「思考作用の誦句」の説明を岩永研修員から細かな解説が行われた。
自分の運命を良くしたかったら、思い方、考え方を積極的にしなければいけない。そのためには心の態度を、尊く、清く、正しく、強くしなければならない。それを続けていると必然的に宇宙エネルギーが発現され、自分の思っている方向へ運命が導かれる。それが宇宙真理の因果律なのである。だから、常に心を積極的にもっていくことが必要であると、説明をして戴いた。
締めの言葉は、いつもの山田みどり会副会長の言葉で、脳梗塞等の防止には、ざじずぜぞ、ばびぶべぼ等の濁音の発音が必要で常に頭を働かせる必要があるとのことである。ボケ防止の「あいうえお」は“あ”あたまを使う、“い”色気を持っておく、“う”運動をする、“え”栄養をとる、“お”おしゃれをする、が肝心との説明であった。カラスに「こらっ」と怒ったら「アホッー」と返されても泰然自若とした気持ちでいることが必要であると、笑いを入れながらいつもの名調子で天風道に邁進することが自分自身の運命を好転してくれるのであると、実体験からの言葉で説明をいただき皆を笑いの渦に巻き込んで締めをしていただいた。
今回は山口県からの初参加の方もあり、天風道を知り居ても立ってもいられなくなり駆けつけたとのことであった。まだまだ、世の中には天風道を求めている人がいるのだと今更ながら教えられた思いであった。
いつもの如く、日曜行修会を終えると気持ちがすっきりとした気分で帰路に着くことができた