研修科 講習会に参加して
大阪賛助会 S・N
今年度 最初の講習会は、今川講師による
「なぜ (なぜ我とは何ぞや)なのか?」 であった。
天風先生ご存命当時も、研修科を設け、
研心抄を中心とした講義をなされていたようである。
又、天風先生は 御本や 教義を
鵜呑みにしたり、癒しにしたり、宗教化するのでなく
「自分で考えろ。」 「思索しろ。」と
おっしゃっていたというお話であった。
さて 私達には
①意識できるもの ②意識できないもの が あるが
意識せずとも生命は保たれている。
その意識できないものに、いかに気づくか。
姿、形は見えないが存在するもの(霊魂)
霊魂=エネルギー(力)=作用力=命の力
そのエネルギーとは、心も身体も
うまくいくようになっている「無条件の積極」である。
その万人共通の与えられている 力 を 我々は
個人の実在意識で、塞いでしまっているのではないか。
元々積極である その存在を いかに取り戻せるか。
それには、本来の自分を知っていなければ取り戻せない。
その通路を開く事が出来る物、
それは、自身で扱える 心 である。
いずれにしても[心]がキーポイントになるようである。
今回 一度立ち止まって 自分とは何か?を
再考するという機会を、与て頂いた講義であった。
ありがとうございました。