N・O
「人生は心一つの置きどころ。」講座全体を通して最も印象に残った言葉の一つだ。心の持ちようで体は強く、また人生も豊かになる。どうやって自分の能力を100%活かしきるかという考え方、あくまで実践哲学を教えていただいた。悩んだり、苦しんだりしたことは体や人生、はたまた運命にまで影響してくる。
50年前、山奥の温泉でせめてビールを一杯飲めるようになれればと健康の回復を願った尾身理事長は、80歳を超えた現在、講座の翌日からモントリオール、ニューヨーク、メキシコシティーへと世界を飛び回るそうだ。私は天風会に入ってまだ日が浅いが、23歳の今から日々天風哲学を実践し続ければ、世の中のために役に立つ人間になるという自分の志、そして天風会の考える立派な人間になれるはずだと強く思った。