大阪賛助会 H・U
七月二十七日(日)に高津宮にて日曜行修会がありました。四十七名の参加があり、室内行修を行う富亭が満員近くになるほどのにぎわいでした。参加者の中で、かつて大阪の日曜行修会に参加していたが、転勤で福岡に引っ越ししたが、お仕事の関係で大阪に来る機会があったので、日曜行修会に参加されたという方もいらっしゃって、仲間との再会を喜んでおられました。
炎天下での戸外行修となったため、参加者の身体に過度な負担がかからないように配慮して、行修会が進められました。
柏木行修リーダーの指示で、朝礼、戸外行修が行われました。仲間と集まって行修することで、行修の効果が高まるようで、「家で一人でするよりもキツイねえ!」という感想を述べられる方もおられました。
室内行修では、最初に天風会の宣言(「天風会の目的は、いつも愛と誠の心でもって活き、お互いに思いやりの気持ちで助け合う兄弟姉妹の数を殖やし、それによって世界の真の平和を確立することである。」)を参加者全員で唱和します。室内行修の内容は、養動法、誦句、安定打坐等です。取り上げられた誦句は、「統一箴言」です。柏木行修リーダーが、天風先生の御著書を引用しながら、「創造性」の重要性を強調されました。
行修後のお茶の時間では、高津宮夏祭の御供物の御下がりが参加者に振る舞われ、季節感溢れる品物にうれしい気持ちになりました。
山田顧問が最後に御話をしてくださいました。①修練会にかつて2名のお坊さんが参加されたときのユーモア裁判で、「修練会に参加した感想は?」と天風先生から尋ねられ、そのうちの御一人が、「生きとし生けるものの最高の修行です。」と述べられたという思い出、②京都の補成行修会に参加した際に、とある御寺の掲示板に、「心は大きく、腹は横に、口慎めば、いのち長し」(心をおおらかに、腹八分目で、必要以上に物を食べないで、不平不満を慎んですごせば、長生きできる。)と書かれていたのを見て、「そうだ、実際の日常生活に大いに役立つゾ。」と感じたこと等、ユーモアを交えた楽しいお話を拝聴することができました。
日曜行修会は、一カ月に二回のペースで行われますが、八月に夏期修練会が開催されることから、次回は、八月第四週目日曜日(八月二十四日、午前九時三十分から)です。