大阪賛助会 T・I
9月20日の土曜講習会は、公開講座で、櫻井講師による「心身統一法概論」でした。
講師は、講習の要点を、複数の大きな紙に書き、2つの白板に貼って説明されました。そして要点をことばで噛み砕いて説明されました。したがって、初参加の方にもわかりやすい公開講座だったと思います。
内容は、人生の尊さ、心身統一法根本原則、いのちの力(真人生の建設、心身統一の原則、心を積極化する方法)についてです。
最初の「人生の尊さ」では、他力本願あるいは他動的になるのでなく、自分でどうするかが大切である。すなわち、
(1)自分というものは世界に唯一の存在である
(2)人生は1度きり、やり直しのきかない大切なものである
(3)今を大切に活きる
「心身統一法根本原則」では、
天風先生は、「(心身統一法は)できるところだけやりなさい」とおっしゃっていたとのこと。
できることだけでもやっていく、繰り返しやっているうちにできてくる。
自分でできることを行い、感じとる。自分がわかったと思わないとダメ。信念と頻度。
櫻井講師は、80代の高齢にも関わらず、心身統一法を実践していることが、日常生活の体験事例からよくわかりました。
とにかく、自分で実践し、感じ取り、わかったと思えるものにすることの重要さが伝わってきました。
また、生活(生命活動)で、「いかに効率よく活きるか」が大切であるということも話されました。日常生活において「効率よく活きる」ということばは、あまり目にしないことばかと思います。特に天風会入会以前の考え・行動は、その当時は当然とおもっていたことが、今振り返ってみると、いかに非効率な活き方をしてきたかが、わかります。
講習を聞いて、「効率よく活きる」ことを更に心掛け、熱心に実践しようと思いました。