大阪賛助会 M・M
11月9日の日曜日、午後9時30分から12時すぎまで、大阪市中央区の高津宮で日曜行修会があり、今回も参加しました。
天気の良い日は外の公園で体操を行うのですが、当日は雨でしたので、すべて富亭という家屋の室内で行われました。普段より参加者は少なく、32名が参加して行修会が行われました。
1時間程度、中村天風先生が考案された、呼吸操練(天風式の独特の呼吸法)、統一式運動法(普段使わない筋肉を使う、天風式の運動法)、積極体操(集中力と転換を鍛える体操)を、行修リーダーの方々の指導で行われました。
今回は、進行が早かったので、ストレッチ体操を行い、身体をほぐしました。
朝礼の後、座布団に座り、養動法という整理運動を行い、リラックスします。
その後、誦句(天風哲学の悟りの言葉)集のうちから、今回は「想像力の誦句」について、解説があり、中村天風先生の考えておられたことについて、理解を深めます。
そして、心がきれいになった状態で、安定打坐という天風式の座禅を行うのですが、今回は都甲先生から、「安定打坐を行うには、姿勢が非常に重要である。背中、頭部が垂直になっていることが必要である。また、心が落ち着いてくると、腕の重み等を感じるようになる。」とのアドバイスがあり、姿勢に注意して行いました。安定打坐を行い「深い瞑想状態」に入るのが目標ですが、そこまでいかなくても心がすっきりすることが感じられます。また、多くの人と一緒にすると、自分ひとりで行っているよりも、うまくいくように感じられます。
今回も日曜行修に参加し、すっきりとした気分を味わいました。参加者の人と、行修リーダーに感謝の気持ちを感じ、有意義なひと時を過ごせました。