大阪賛助会 T・I
10月25日(日曜)は、高津宮の鳥居をくぐり、200mくらい歩くと、本殿に上る石段があります。今日は、普段は何もない石段の途中に、かやと縄で覆われた舟「とこしえの舟」がおかれ、祭りがあることがわかりました。「とこしえの舟」は、「高津宮とこしえ秋祭り」の神事に使われるとのことです。
さて、日曜行修会は、高津宮の富亭にて午前9時半~12時、行楽日和にかかわらず42名も参加者があり、うち2名が初参加でした。私は、ポロシャツ、短パンでしたが、日陰では肌寒く、日向が暖かく気持がよい晴れ日でした。
柏木リーダーの指導のもと、前半の屋外での運動は、いつものように、呼吸操練、統一式運動法、積極体操等を順次実施されました。
最後の茶話会の時に、一人の初参加の方の感想として、「運動がしんどかった」、と言っていました。統一式運動法は、メインが日頃使わない「裏筋肉の強化」の運動であり、初参加には、しんどい訳です。私は、ほぼ毎日、自分で朝、生活化していると、慣れで、しんどいとも感じなくなっています。毎日しても飽きも来ず、体と心が気持良くなります。前の職場では、40肩、50肩で苦しんでいる、あるいは過去経験した人がおりましたが、私自身は経験がなかったのは、これらの一連の運動を行うことで、肩関節を動かしているので、ならなかったと一人合点しています。これら運動では、観念、哲学的意味を添えることで一層元気になっていると感じます。
後半の屋内行修の誦句は、「想像力の誦句」です。想像と空想の違いについて触れていました。
つぎに安定打坐法でした。安定打坐法は、普段は静かな境内ですが、「高津宮とこしえ秋祭り」で、腹に響く太鼓の音が聞こえる中での冥想となりました。今日は、太鼓の音を、ブザーの代用としていました。想定外の音ではありましたが、なにかあるのが、人生。これも行修の一環ということで、集中しにくいことが逆によい練習となりました。私の応用例では、ブザーと同様に、電車の踏切で立ち止まり、警報機のチンチンチンの音に集中するのが気にいっています。
行修会が終わり、富亭を出た時には、境内は人出でにぎやかに楽しい祭りの様相を呈していました。行修後の爽快さと楽しい気持を、更に一層引き立てる雰囲気でした。