平成24年9月16, 17日の敬老の日の連休に, 多武峰観光ホテルで第8回のマスターコースが6名ずつ10グループごとに今川先生が与えられたテーマについて話し合い発表するという形式で行われました。
テーマは4つのセクションに別れており, 冒頭今川先生は「一期一会」という言葉で人と人との出会い「縁」を大切にすることで「人間を磨く」こと,その時に天風箴言16「清濁を併せ呑む」態度が肝要であると説明されました。
? 生活手段としての教えの実践の中で, 特にテレパシー, 安定打坐, 活力吸収法を取り上げられました。もちろんクンバハカができていることは当然のことです。そしてセクションが進むにつれて「我の本体」である「霊魂」, 霊魂の役割, 「真我」, 「真我」と「意志」の関係, 「宇宙霊」,「精神-心」(安定打坐考証p54参照)などについて議論を重ねて中村天風が悟り得た核心をつかむという順序で行われました。そしてこれらの理解が理解にとどまらず実際的な力となるために積極, 特に実在意識での積極(積極精神集中力の養成)を徹底することを強調されたように思います。
受け身に聞いているよりも, 他人との議論の中で発見することも多くあります。真理瞑想は真理瞑想を受ける人の心の中に直接教えをしみ込ませる独特の方法ですが, マスターコースのような形式で自覚をうながすというのも効果的な方法であるかと思いました。
今回は実在意識での積極の重要性を再認識でき私にとって有意義な会であったと思います。
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