大阪賛助会 N・H
全ての事柄は心の安定が何よりも大事と考えて安定打坐をしてどんなことがあっても動じない心を
つくり理想とする状態(心身統一)にする。坐右箴言が大事だというお話しから始まり、
脳の表面には3mmぐらいの皮質があり言語・運動・感覚・味覚・聴覚・視覚などの中枢があり、
生命を維持している大脳核についても脳の図を用いてご説明がありました。
人間だけが持っている心に理性心と霊性心があり、理性心の中にある感情は自己に都合よく
好き嫌いの主観が入るので不正確な情報(暗示)となりやすい。
感情(暗示)をはずしていかに理性(明示)で考えることができれば
たとえどんな状況でも解決策が見つかり心が悩まなくなり道が拓く。かならず拓く。
そしていかに霊性心(=人の心を慮る心)を発揮させるか。
心に入ってくる暗示を内省検討することをくせにして、消極がきても積極に変えて自分の暗示とすること。
霊性心を発現するためにはまず理性心をどう扱ってゆくか日頃の想い方・考え方に
武士道(=日本人の心に通じ)のこころが大切、
① 正義②勇気③思いやり④礼儀⑤誠をつくす
① ~⑤を理性心の基本としているとやがて感謝と歓喜が出てくる。運命が拓かれる。
坂道を転がるように運命が拓いてゆく。と力強い内容で講習を締めくくられました。
今回の講習で心とは何か。心の使い方・想い方 霊性心を発現する為には理性心をどうしてゆくのが良いか
そうするとどうなってゆくのかという具体的な方法を学ばせて頂きました。
私自身は七月に入会して天風道の実践のスタートをしたばかりです。
今は一生懸命理解につとめています。学ばせてもらえることや小さな気づきを大切に積み重ねて
実践に励みたいと思っています。