大阪賛助会 M・H
2015年新春講演会と新年会に参加しました。講師は今川先生です。
新年に当たり以下の4つのお諭しを頂戴しました。
初めに、生まれたてのお孫さんを観察されて、「赤ちゃんは潜在意識で生きているんだなあ」と感じられたことから始まる話です。それは赤ちゃんはお乳を飲んだりオシメを変えたりする時間以外はずっと寝ているからです。それが3歳くらいになると外部の情報を取り入れて言葉を発したり興味あるものを取りに行ったりと反応するようになる。このようにして実在意識で思考することで観念要素がだんだんと潜在意識の中に蓄積されてゆくのだそうです。だから世間では三つ子の魂百までといわれるがこの年頃から思考したことが積極、消極の如何を問わず観念要素として潜在意識に入ってしまう。天風会に出会うまでは。だから天風会で教えてくれる感応性能を積極化する3つの方法をしっかりと実践することが大事だということです。
次にお諭しいただいたことは、私たちが常に意識しておくべきことは命の力が自分に備わっていることを信じその力を人生の中で活用しているか確認することです。誦句はただ唱えているだけでは意味がない、単なるお題目で終わってはいけない。そして何か問題があったときには自分で考えなさい、決して他人や占いなどに頼ってはいけないと。今川先生のお母様が天風先生のお言葉の中で一番印象に残っていることはと聞かれたときの答えは「主となれ」という言葉だったそうです。言わんとされていることわかりますよね。
第三に、講師歴30年以上の経験からいえることは「伸びる人は講習会によく参加されている」とのことです。だから皆さんも講習会に参加するようにしてくださいと。筆者には耳の痛い言葉です。(「伸びる」ってどういうこと? 天風教義が理想とする真人へと至る道を停滞することなく歩み続け人格を絶えず向上させているということかな?)
最後に、日曜行修会の目的は気の力を取り入れるためにやっているのでこれも積極的に参加してみんなで宇宙のエネルギーを取り入れましょう、そして命の力を生かすのはどうしたらいいか常日頃考えてゆく習慣をつけましょうということです。
いずれも基本的なことばかりですね。みなさんご一緒に努力してまいりましょう。
引き続いて行われた新年会。司会は南さん、アシスタントは、小林さん、大崎さんと亀井さん(なんと26年の講習会皆勤賞受賞されました)です。
印象に残ったお話を数題ご紹介します。
小柳元代表のお話し、「大阪賛助会は古い歴史のある賛助会で、全国から目標とされるようこれからもみんなで盛り立てていきましょう」 心が引き締まりますね。
芝原理事、入会してから事業を立て直されたお話し。もっと聞きたかった。
堀田講師、「講習会が終わってよく聞かれる質問は天風教義のことではなく、既婚?とか年齢は?」とか。でもの幼いころの話だけで今日もその答えは聞けませんでした。
福井先生、天風先生がお好きだった黒田節の替え歌を歌っていただきました。天風先生が作詞なされた名曲です。以下に歌詞をご紹介します。
一、せくなあせるな人の世は 生きるも死ぬるも神まかせ
如何なるときにも朗(ほが)らかに これぞ真(まこと)の人と云う
二、さてもうれしやこの我は 日之本(ひのもと)一のしあわせを
いのちのすべてに受け入れて 明るく楽しく生き通す
以上