マスターコースに参加して

平成24年9月16, 17日の敬老の日の連休に, 多武峰観光ホテルで第8回のマスターコースが6名ずつ10グループごとに今川先生が与えられたテーマについて話し合い発表するという形式で行われました。
テーマは4つのセクションに別れており, 冒頭今川先生は「一期一会」という言葉で人と人との出会い「縁」を大切にすることで「人間を磨く」こと,その時に天風箴言16「清濁を併せ呑む」態度が肝要であると説明されました。
? 生活手段としての教えの実践の中で, 特にテレパシー, 安定打坐, 活力吸収法を取り上げられました。もちろんクンバハカができていることは当然のことです。そしてセクションが進むにつれて「我の本体」である「霊魂」, 霊魂の役割, 「真我」, 「真我」と「意志」の関係, 「宇宙霊」,「精神-心」(安定打坐考証p54参照)などについて議論を重ねて中村天風が悟り得た核心をつかむという順序で行われました。そしてこれらの理解が理解にとどまらず実際的な力となるために積極, 特に実在意識での積極(積極精神集中力の養成)を徹底することを強調されたように思います。
受け身に聞いているよりも, 他人との議論の中で発見することも多くあります。真理瞑想は真理瞑想を受ける人の心の中に直接教えをしみ込ませる独特の方法ですが, マスターコースのような形式で自覚をうながすというのも効果的な方法であるかと思いました。
今回は実在意識での積極の重要性を再認識でき私にとって有意義な会であったと思います。
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夏期修練会に参加して

平成24年度夏期修練会? 多武峰会場 全体レポート

大阪賛助会 T・K

? 「人間に生れた以上は、何を悟り、何を信じ、何を心し、何をなすべきか?
哲人天風は「これができれば人生は思いのままになる」と喝破しました。是非とも霊気溢れる多武峰で、この「自覚」を現実のものとして下さい!」
? という案内で、平成24年8月11日(土)から8月14日(火)の3泊4日に渡って、日本の古代の都、石舞台などで有名な明日香村の南に位置する深い森の中、多武峰において、西は九州、北は北海道にいたるまで全国から約210名の参加者を得て盛大に開催されました。多武峰は杉や檜に囲まれた空気の清浄な深い森ですが、一山南に下り吉野川を越えればそこは世界遺産に指定された吉野奥駈道(修験道)の北の出発点であり、案内にもあるとおり大変霊気溢れる場所であります。
? 大阪賛助会会長の「皆さんは宝の山に来ました。ぜひこの宝の山から存分宝を持ち帰って下さい。」との旨の挨拶に始まり、続いて今川先生が基調講義「教えの概要」として、教えの骨格と修練会の過ごし方について貴重なご助言がありました。「すなおに、手抜きしないで、楽しくやりなさい。」という注意をされました。特に「すなお」については、日常の悩み苦しみはすべてごみ箱に捨てて、すべて忘れて、今日生れた人間のようにまっさらな気持ちでやって欲しい。」と説明されました。「即効性はないが、実践すれば人生のすべての問題を解決できる力が出てくる。」とこの教えの特別の意義も述べられました。
?? この冒頭の注意の後、真理瞑想、実習、身体鍛練と続きました。
真理瞑想を成功させるために、夜遅くまでお酒などを飲まないことなどが事前に輔導より注意されていました。それでもごく一部と思いますが、眠っていたり、メモを取ったりしている方がおられたため、最初の真理瞑想のあと講師より強く注意があり、他の参加者も新たに気持ちを入れ換えて、その後の真理瞑想をより真剣に行なうことができたのではと思います。
? 実験実習では教えと関連が明快で丁寧に説明されていましたので、参加者はこの教えの微妙なところを体感できたのではと思います。また身体鍛練では行修リーダーの人数が充実していることや、あらかじめ参加者が良く練習していたためか、例年より最初から出来が良くその分輔導もより細かい部分が指導できていたのではないかと思います。
? 次に最初の日に行われたQアンドAでは、「心が道具と思えるにはどうすれば良いか?」、「理性心を鍛える方法は?」、「自分の心を客観的に捉える方法は?」などから「活力吸入の経路は?」、「天風先生はどのように笑っていたのか?」など多種多様の質問が飛び出し、講師陣とのやりとりあり、笑いありで、ブレインストーミング風効果があり大いに意義があったと思います。
?さらにワークショップでは横井講師の指導で「理性を超えて」と「生命の尊さ」についてグループ毎にお互いに意見を交換したあとそれぞれ発表しました。参加者同士がお互いを知り、また実際的に教えの理解を深める上で有用であったと思います。
? 自由時間では班毎、あるいは地区ごとにそれぞれ講師を招いて会があり、講師陣とま近に接して、自由に話し合いができました。
? 講師、輔導の皆さんはユーモアがあり、真理瞑想と朝礼以外は随所に笑いありなごみありで、また泊まり込みで参加者どうしがお互いを良く知ることができ、参加者全体がひとつになって心身統一法の大きな気の広がりができたように思いました。
? 最後は古賀輔導のリードで「力、勇気、信念だ」を全員で合唱して締めくくり、参加者たちは晴々とした気持ちと修練会の余韻を楽しみながら、多武峰を下って行かれたことと思います。

夏期修練会に参加して

平成24年度 第21回 多武峰夏季修練会 感想文?

 京都賛助会 T・S

 私は、今年6月に天風会に入会しました。賛助会の先輩方から、夏季修練会は天風会の正月であり、得られるものが極めて大きいとお聞きしたので参加を決めました。多武峰の素晴らしい自然への感動と、初参加の期待と緊張の中、修練会が始まりました。 

 まず、最初の講義、「教えの概要」の中で、心身統一道には即効性はない。但し、実践し続ければ、何事をも解決する力が生まれるとの話があり、真剣さと継続の重要性を認識しました。

 今回の真理瞑想は、5つのテーマがあり、各々を安定打坐にて聴講し、潜在意識に浸透させることを目的としました。最初の真理瞑想の際、理解しようとする実在意識、そして、長時間の安定打坐による睡魔との戦いでした。終わってみると、キーワードしか思い出せず、不安になりました。このような道場の気を察知されたのか、今川講師が潜在意識で聴く重要性を再教示されました。この御陰で、今、認識できなくても、継続することで、潜在意識に真理が少しずつ蓄積されると信念し、残りの真理瞑想に安心して臨みました。

 実習の一つ、霊的感覚の開発では、二人一組となり、一方が他方の頭上に手を置き、頭の向く方向を思念し、他方がこれを受信する実験をしました。私は、道場では受信できなかったのですが、部屋で賛助会の先輩にコツを教えていただきました。できた時の爽快感は、安定打坐のブザー音が切れた瞬間に似ていました。

 身体鍛錬ですが、呼吸操練、統一式運動法、積極体操を毎日練習しました。特に、前2つに関しては、先輩方に全体練習前後、各々早朝練習と補習をしていただいた御陰で、各動作が大幅に改善し、終了時の観念断定の重要性も理解できました。

 更に、今回、先輩方と寝食をご一緒させていただいた御陰で、生活の行修化を間近で拝見し、大変勉強になりました。また、講師の方々の、天風哲学を死ぬまで真剣に実践する信念と、これを世のために周囲に伝える強い使命感に感銘を受けました。

 帰宅後、誦句の暗唱により、賞としていただいた「クンバハカ」の書を部屋に貼り、「運命を拓く」の序章 朝旦偈辞を読み返したところ、理解度の次元が上がっており、早速、修練会の成果を実感しました。今後、毎日、感謝の下、今回修得した事柄を、楽しくかつ真剣に実践し、更に、日曜行修で賛助会の方々にご指導いただき、来年の夏期修練会で、より深いものを修得できるよう、自己向上に励みます。

 最後になりましたが、素晴らしい修練会を開催いただいた関係者の方々、そして、勧めていただいた京都賛助会の先輩方に深謝致します。

夏期修練会に参加して

多武峰夏季修練会の実験に思う

大阪賛助会 A・Y

「最初に申しておきますが、この教えには即効性はありませんよ。」
今川講師のこの言葉から始まった、この度の多武峰夏季修練会。さあ大変です。少なからず即効性を求めて初参加された方も結構いるはず。実際、過去同室になった初参加の方も、この修練会に多かれ少なかれやはり即効性を期待しておられました。その点、今回3回目の参加となる私は少し余裕。即効性を求めるものではないことは十分承知しているもんね、というところです。
ところが、ところが、そんな余裕も2日目、3日目の実験の時間で吹っ飛んでしまいました。テレパシーも、箸切りも、体の重さが重く(軽く)なることも、すべて3回目の体験のはずです。それなのに、どの実験も全部初めて体験するような感覚を拭えないのです。一体自分は今までの実験に何を見ていたのだろう。ただ眺めていただけなのか。たしか、真面目に取組んできたはずなんだが・・・・・。
そうなんです、この実験で天風先生が、そして講師の方々が伝えたかったことが、自覚として自分に根付いていなかったからなんですね。それが今回の実験でようやくグイグイと沁み込んできたように思います。「精神は統一して使えよ」「心ひとつの置き所だぞ」。天風先生の言葉が聞こえてくるようです。実験は、心の使い方、精神統一の訓練。そして、この訓練を日々の生活の中で活かさなきゃ意味無いぞということなんですね。
「思考が人生をつくるんだ」と天風先生は言われます。そして、こんなお言葉も聞こえた気がしました。「だけどお前たち、この言葉だけじゃ十分には分からんだろ。だからこの実験をやるんだよ。この実験が意味する本当の所を自覚としてしっかり持って帰れよ」と。

 

夏期修練会に参加して

大阪賛助会 T・I

初日の「Q&A(みんなで考える)」に参加しました。
「Q&Aみんなで考える」では、参加者が天風教義についての質問を白紙に記入しました。次に、4名の講師が、全員の前で回答されました。その一部は以下です。
質問1:「目の前の人と気が合わず、イライラしている。気が合わない人と長時間過ごさねばならず、どうしたらよいか?」質問1のご回答:「自身が消極的な時に気にくわないと思っている。自身の心が積極的になっていくと、気にくわないことがなくなる。よし、この人を好きになろう、とする。」「相手の良いとこ探しをする」
質問2:「心が道具であることを自覚するにはどうすればよいか?」質問2のご回答:「(講師はマイクを握りながら)マイクを使う。マイクに使われたらしどろもどろになる。心に使われたら、しどろもどろになり、消極的になる。心も使うものである。」
参加者の質問は日常生活も含めた広範囲でしたので、講師方々のご回答は、私にとって、得がたい貴重な内容でした。今後、活用・実践していきたいと考えます。
 
次に、2日目のワークショップ「理性を超えて」(横井講師)に参加しました。
内容は、グループによる討議で、「心の状態は、理性で解決できないことが起こる。そこで、理性を超えて、霊性心を煥発するにはどうしたらよいか」についてでした。
各グループは、入会10年以上2人、初参加者2人、その他2人の合計6名で集まりました。
各グループ(Gr)の討議結果の発表があり、Gr1「三勿三行」、Gr2「積極、感謝感動、素直、気づくこと」、Gr3「安定打坐。毎日繰り返す。切羽詰まった時の気持ちで」、等々でした。
最後に、講師は、「理性を超えるための良い方法」として下記を述べられました。
①「心の使い方」としては意識明瞭にする。②真剣に実践することにより、心が強化される。③心の中に消極的な心を持ち込んではならない。④観念要素の更改は、情熱を持って真剣に実践する。
グループ全員が意見を出し合い、真剣に討議できました。私は、実践の重要さを再認識でき、大変有意義でした。また、天風教義の体験を積まれた方々の助言も良かったので、私は奮起して頑張ろうと思いました。

夏期修練会に参加して

大阪賛助会

A・M

8月11日から3泊4日、奈良桜井市で開催された公益財団法人天風会主催の心身統一法夏期修練会に参加しました。テーマは「人間として何を悟り、何を信じ、何を心し、何を為すべきかの自覚」。霊気溢れる多武峰の大自然の中での修練により、心身共に浄化され、積極的な心にギヤチェンジできた、とても有意義な修練会でした。

日曜行修会開催

7月22日高津宮にて日曜行修会を開催しました

当日約50名の方が参加し、戸外修練や室内で安定打座等を行いました

土曜講習会開催

7月21日(土)大阪社会福祉会館にて開催しました
当日50名の方が受講されました。

会員年数3年未満の座談会に出席して

お世話になり、有難うございます。
感謝致します。
天風会に平成21年3月に入会させて頂きました。
運命を開くを読んでいる頃、先輩と出会い先輩の芝原さんに天風会に、ご紹介頂き
入会させて頂きました。
暗示と観念要素の更改と自分が話す言葉使いによって人生が大きく変わるという事
を教えて頂き実践しています。
また、命の大切さ、生きている事が当たり前ではなく、宇宙霊により人間として生かさ
れている事に感謝する。
何の為に、生きているか。世のため、人のために生かされている。
教えを、お聞きして大きな愛を感じ一日一日を有難く暮らせる様になりました。
これからも、教えを毎日実践させて頂き、世のため、人のために役立つ人間になる様
に頑張ります。
天風会の皆様方、これからもどうぞ、宜しくお願い致します。
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大阪賛助会 T・K

天風会メソッド集中講座に参加して

4月15日大阪府社会福祉会館にて、天風メソッド集中講座が開催されました。
この講座は、天風会未加入の方で「天風の教え」に、興味のある方を対象とした一日講習です。
48名の方に、受講していただきました。
司会として参加しておりましたので、開講のアナウンスをすると、
参加された方々に緊張した空気が広がっていきました。
講師の話が始まると、参加者の皆様は熱心に聞き入っておりました。
今回は、三名の講師の方をお招き講座を開きました。
それぞれに個性のある講習で、
参加された皆様には何か心に響くものを感じていただけたのではないでしょうか。

実験では、心の持ち方一つ、体が変化するんだよということも実感していただけたのではないでしょうか。
講習が終えるころには、参加者の雰囲気は変わっていると感じたのは私だけではないように思います。
また、秋にメソッド集中講座を予定していますので、ご参加をお待ちしております。
大阪賛助会 M・S

● 日曜行修会
日 時   ○12月8日 9:30~12:00
会 場    高津宮 (大阪市中央区高津1-1-29)
大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅 2番出口 徒歩5分

参加費    500円
地図
高津宮

● 講習会
日 時 2024年12月14日(土)14:00〜16:00
場 所 TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋
(大阪市中央区南船場4−3−2 ヒューリック心斎橋)

講習名 特別講演会「価値高く生きる3つの一如~」
講 師 川田清治
参加料 会員無料、会友・一般  無料
地図
TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋

● 日曜行修会
日 時   ○11月24日 9:30~12:00
会 場    高津宮 (大阪市中央区高津1-1-29)
大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅 2番出口 徒歩5分

参加費    500円
地図
高津宮

● 講習会
日 時 2024年11月16日(土)14:00〜16:00
場 所 TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋
(大阪市中央区南船場4−3−2 ヒューリック心斎橋)

講習名 シリーズ講習会⑤クンバハカについて⑥それはそれ、これはこれ
講 師 今川得之亮
参加料 会員無料、会友・一般 4,000円
地図
TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋

● 日曜行修会
日 時   ○11月10日 9:30~12:00
会 場    高津宮 (大阪市中央区高津1-1-29)
大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅 2番出口 徒歩5分

参加費    500円
地図
高津宮