大阪賛助会 T・M
今日は、神戸の田邊立兵講師による講習でありました。参加者は40名で、講演内容は観念要素の更改法-1(無料公開講座)でありました。 内容を簡単に箇条書きにまとめました。
〇中村天風先生は日清・日露の戦争で、軍事探偵をされた後、ひどい奔馬性肺結核にかかられました。その後、欧米に渡り、エジプトでヨガの聖者カリアッパ氏と出会い、インドの山奥にて難行苦行の修行をされ、日本に帰国されました。そして心身統一法を創建されたという天風会の歴史を話されました。
〇天風会の一つの目的は、それぞれの人間の「命の力の充実と発揮」である.
〇137億年前のビッグバン、そして銀河系、太陽系ができて、地球が誕生する。大自然は絶え間なく「進化向上」を繰り返している。人間もまたその中から生まれている。
〇そしてすべてに因果律が存在する。結果のあるところには必ず原因がある。
〇命(真我)は心と体を用具として上手に使いこなして活きねばならない。その用具である心と体を、いかに鍛えていくかを心身統一法は教えている。
〇まず心を心を強くする第一の方法は、暗い要素がたくさんある中にそれ以上入れないようにして、明るい強い要素を増やし続けていく。ちょうど真っ黒な水のプールに、少しずつきれいな水を日々入れていって、プールの水を浄化していくと言う方法です。
それには、就寝前のまどろんだラッポー期の時間に手鏡を使って二人称で、例えば「おまえ(あなた)信念強くなる」とか「元気になる」とか命令暗示を唱え、そして今までで一番うれしかったこと、楽しかったことを思って連想暗示をして眠るようにする。次に朝起きて、一番に昨夜の命令暗示の内容を今度は、一人称で「わたしは信念が強くなった」と断定暗示をするようにする。
これが観念要素の更改法です。
わたしも、まずこの鏡の暗示を続けていくことが大事であり「継続は力なり」ということを、この講習会を通じて改めて確信しました。