秋のハイキングに参加して

大阪賛助会 道勇 あや子

長い歴史を持つ神戸市立森林植物園の入り口を入ると、北アメリカの大きなセコイヤメスギ゙があり驚きました。
神戸市立森林植物園のガイドの方から、珍しい木の説明や植物の自然の営みなどについて聞き、広い植物園内に出発しました。
ボランティアで小学生に植物について指導されていた大阪賛助会元副代表松原さんは、メタセコイヤのことを、めっちゃセコイ木、南天の木はテスト何点、こならはおならの子分などと参加者を笑わせたり、草笛を吹いたり、花の蜜を吸ったり楽しませてくれました。
珍しい木が多く落松(ラクショウ)と言う固いコブのようなものがアッチコッチ出ていて、気を付けながら歩き始めました。
全員で17名参加でしたが、初めて参加の方も、「いつもコンクリートの道ばかりだから土の上を歩くのは気持ちいいなあ。」「思い切って一人でも参加して、よかった。自然からパワ-をもらえるようです。」など、和気藹藹の雰囲気で、おしゃべりも弾みました。
植林したとは思えない六甲山地の森林を借景としての公園の紅葉は、世界の数多い樹種に囲まれて、一層鮮やかに輝いていました。まさに「山粧う」の晩秋の顔でした。都会では味わえない空気を味わいながら、みな元気にお弁当の場所の長谷池に到着しました。待ち遠しかったお弁当!本当においしかったです。
神戸と友好都市を結んだ国からの木々は 人間が想像できないほどの種類で、大きな自然の力を感じることのできた一日でした。
ハイキングの後のいつもの山田千紫葉さんの(天風先生の目の医者様の奥様)短歌を楽しみにしています。日曜行集会でいつも披露していただいています。
幹事さんは落ち葉が多い所は滑らないようコースの変更や、時間を見ながら17人をまとめて下さったおかげで、楽しい一日となり感謝しております。

日曜講習会(11月23日)に参加して

大阪賛助会  S・S

日曜日の講習会は緑豊かな高津宮で日曜行修会の後に行われます。
結婚式などにも使われる会場ですので、とてもリラックスして受講できます。
本日は川田講師が実在意識の扱い方・神経系の扱い方・心の使い方を詳しくお教えくださり、初めて参加された方がいらっしゃいましたので天風先生の来歴を解り易く、お話し下さいました。
私が特に本日の講習で心に残った事は二つ有ります。
一つ目は“天風先生の幸福感とは人間であること、今日ここに生きているだけで幸せである”です。
ハエや蚊に生まれてきても文句は言えないのに人間としてこの世に生を享けただけで幸せと言う事です。
二つ目は“生きがいが有る人生とは人の為・世の為に生きる事”です。
できるだけ、人を好きになるように努力し相手の気持ちや立場に立って、物事を考え行動していきたいです。
天風先生の教えて下さった数々の方法をしっかり日常生活で実践し「ベストを尽くせば
自分の求めるようになる」と力強いお言葉をくださった川田講師に心より感謝いたします。

日曜行修(11月23日)参加感想

大阪賛助会 T・K

平成26年11月23日 日曜行修は41名が参加して行われました。屋外は五十嵐行修リーダーの進行、室内は都甲講師の「理想の誦句」に関するコメン トをいただき、体操と安定打坐を重点に行いました。良い天気で屋外ではなんとカラスが五十嵐リーダの掛け声をまねて行修に参加するという ハプニングもあり、われわれもカラスに負けてはならないと一段と気を引き締めた次第でした。
都甲講師の姿勢に注意せよとのアドバイスのおかげで、安定打坐がより深く行えたように思いました。安定打坐が十分できると、心がすっきりと 澄み、新しい気持ちになれるのがうれしいです。
言葉だけで会得できることなど世の中にほとんどないと思います。何事も実際にやってみて初めてわかるものだと思います。自転車ってどうやっ たら乗れるのかを、どんなに言葉で説明してもだめです。実際に乗ってみることでしか上達できません。心身統一法も同じだと思います。皆さ んもぜひ日曜行修で練習をしましょう。参加者歓迎いたします。

心身統一法の講習会(11月13日)

大阪賛助会 A・D

「盛大な人生」に書いてある通り、天風先生が虎の檻に入って、ウォーと唸ってた虎がスッと静まったと言うお話を、森講師は中学生の時、聞いたそうです。
その頃スピッツと言う犬を飼うのが流行って、試しに森講師がクンバハカをしたところシッポを巻いて、おとなしくなったそうです。それから、ドーベルマンやいろいろな犬に試し、クンバハカを継続体験したそうです。
天風先生がヒマラヤの雪解け水の流れるところで、1年7ヶ月時間を費やしお悟りになった「クンバハカ」は、その頃住まわれていたヨガ村ではクンバハカは密法として誰にも教えていなかった。
それを天風先生は、私たちに簡単に伝授してくださっています。
森講師は、やり方は簡単だけれど、頭だけで理解するのではなく、ご自分で、いつでも、どこでも、体験してみてくださいと何度も何度もお話しされました。
また、ある時大きな病にかかり、お医者様から「あと5年です」と宣告されたそうです。それを、「あと5年もある」と考え、観念要素の更改を毎日毎日実践されたそうです。そして、人にはいつも「あと5年ある」と言い続けたそうです。ですのでいつになっても「あと5年」全然余命の年数が減りません。現在今この時も「あと5年」あります。
息をするとき、食事をするとき、歩くとき、何をするときにも、一つ一つを意識を明瞭にして、そして、クンバハカをする大事さを、最後までお話しされていました。
講習会の帰りは、一歩一歩、はっきりした気持ちで、有意注意して帰ることができました。
クンバハカを小さなことで体験、実感していくことが、継続につながるとおもいました。
ありがとうございました。

11月9日の日曜行修会に参加して

大阪賛助会 M・M

 11月9日の日曜日、午後9時30分から12時すぎまで、大阪市中央区の高津宮で日曜行修会があり、今回も参加しました。
天気の良い日は外の公園で体操を行うのですが、当日は雨でしたので、すべて富亭という家屋の室内で行われました。普段より参加者は少なく、32名が参加して行修会が行われました。
1時間程度、中村天風先生が考案された、呼吸操練(天風式の独特の呼吸法)、統一式運動法(普段使わない筋肉を使う、天風式の運動法)、積極体操(集中力と転換を鍛える体操)を、行修リーダーの方々の指導で行われました。
今回は、進行が早かったので、ストレッチ体操を行い、身体をほぐしました。
朝礼の後、座布団に座り、養動法という整理運動を行い、リラックスします。
その後、誦句(天風哲学の悟りの言葉)集のうちから、今回は「想像力の誦句」について、解説があり、中村天風先生の考えておられたことについて、理解を深めます。
そして、心がきれいになった状態で、安定打坐という天風式の座禅を行うのですが、今回は都甲先生から、「安定打坐を行うには、姿勢が非常に重要である。背中、頭部が垂直になっていることが必要である。また、心が落ち着いてくると、腕の重み等を感じるようになる。」とのアドバイスがあり、姿勢に注意して行いました。安定打坐を行い「深い瞑想状態」に入るのが目標ですが、そこまでいかなくても心がすっきりすることが感じられます。また、多くの人と一緒にすると、自分ひとりで行っているよりも、うまくいくように感じられます。
今回も日曜行修に参加し、すっきりとした気分を味わいました。参加者の人と、行修リーダーに感謝の気持ちを感じ、有意義なひと時を過ごせました。

11月15日 土曜講習会に参加して

大阪賛助会 T・M

 本日の講演は、久しぶりにはるばる山形県から来られました御橋廣眞講師の「神経反射の調節法と精神使用法」でした。

 講習に先立ち、今回、御橋先生が教務委員長になられました。まず天風先生がおられない天風会で「教え」をいかに正しく伝えていくか。これらの講習会や修練会の方法を検討していきたいので、何か意見、提案があれば賛助会事務所を通じて、ご連絡くださいとのことでした。

講習内容は、
〇「神経反射の調節」とは、神経系との反射機能の調節であります。この反射機能を積極化すれば、色々な病も良くなっていきます。
反射神経の調節は「クンバハカ」のことです。
①肛門を締め上げる。②肩の力を抜く③丹田に気を込める(下腹部に力を込める)
この三つの体制を同時にすることです。そして、気持ちは「積極、明るく、朗らかに、活き活きと、勇ましく」
もし、気持ちが消極気味のときは、顔だけでも「明るく、朗らかに、活き活きと、勇ましく」と行ってください。だんだんその方向に向かっていくとのことです。
御橋講師は、自分の気持ちが、消極、積極、どちらの感情なのかよく見分けなさい。もし、消極感情が出たら、原因探しをするより「クンバハカ」を実践してください。そうすると、自分の心が積極の方向に向くようになります。自分の心をみることのできる人になりなさい。と教えてくださいました。
また、心が、明るく、朗らかなときでも有頂天にならぬよう「クンバハカ」をしてください。
このようなことができる自分を褒めてやってくださいとおっしゃっておりました。
〇「神経使用法」
実在意識が休んでいるとき、潜在意識はよく働きます。「安定打座」とは、実在意識を休める方法の一つです。実在意識のON、OFFの訓練です。
心の積極の第一ステップは、「明るく、朗らかに、活き活きと、勇ましく、」これは相対積極であります。
第二ステップは、「尊く、強く、正しく、清く、」これが絶対積極であります。
第一ステップ、第二ステップは、どちらが上でも下でもなく、同等に価値があると言うことを強調されていました。
今回も、御橋講師の新しい切り口で講演を情熱を持って語られ、話が新鮮で私も、さらに気力が湧いてきました。

10月26日 日曜行修会と日曜講習会に参加して

大阪賛助会 M・H
10/26に開催された午前の日曜行修会と午後の川田講師による講習会に参加しました。
日曜行修会では、超ベテランのご婦人から終戦間もない頃の大阪の夏季修練会で天風先生の号令で養動法をやったことを懐かしそうにお話し頂きました。講習会は30名以上の方々の参加で部屋はほぼ満席。内容は心身統一法概論と観念要素の更改です。人間直ぐには変わりませんが、心身統一法を続けていれば必ず薄皮を剥がす様に変わってゆくというお話は、入会五年目ですがまさにその通りだなあと納得しました。
また、質問の時間を作って頂き大変参考になりました。

10月18日土曜講習会に参加して

大阪賛助会 T・I
10月18日の土曜講習会は、櫻井講師による「観念要素の更改法」と「積極観念の養成」でした。
講師は、講習の要点を書いた紙を2つの白板に貼って説明されました。そして要点を噛み砕いて説明されました。
最初の「観念要素の更改法」は、命令暗示、断定暗示を毎日やることが大切である。
他面暗示についても説明された。他面暗示の例として、新聞、テレビで暗いニュースが多いが、積極的な暗示を取り入れる。すなわち選択し、明るいものを選んで取り入れる。
講師は、手帳の余白に生活の中での楽しかった事、おいしかった事等を書かれる。
一例として手帳に書いた「みんなで鰻食べた」を寝しなに見て、おいしかったこと等を思い出して眠りにつく。
私は、この方法は簡単で良いので、連想暗示にもなるし、トライしようとしています。
言行と感情の積極化について説明された。
もし口を滑らし、消極的なことばを言ったとしても、自分自身の心の中で打ち消し、積極的なことばに訂正する。
又、日常生活の中で、あることで不平不満を感じても、(そのことの観方を変え、良い面に視点を変え)感謝の気持ちに切り替える。
2番目の「積極観念の養成法」は、5つの実践要項(内省検討、暗示の分析、対人精神態度、取越苦労厳禁、正義の実行)を説明された。
継続の大切さの事例として、芸能界の実例で、「自分がやろうと決めたら、あきらめずに粘り強く続ける!!」というような趣旨の話をされた。継続の大切さを感じ取ることができました。
私は、「三百六十五歩のマーチ」の歌詞「しあわせは歩いてこない だから歩いてゆくんだね 一日一歩 三日で三歩 三歩進んで二歩さがる・・・」のように、ゆっくり実践しています。誰かから強制されてするのでなく、誰も強制しないので、自分から進んでするしかない。
従って生活の一部として、一歩一歩ゆっくり日々実践です!

日曜行修会に参加して

大阪賛助会  Y・F

 9月28日は秋晴れのからっとした天気でした。高津宮の鳥居をくぐると、石畳と神殿が目の前にあらわれ神聖な気持ちになります。
今日の参加人数は40名余
安定打座は三木行修リーダーです。
テーマは「恐怖観念の誦句」
恐怖観念はなぜでてくるのか? それは物質的なもの(肉体など)に執着するから
と、都甲講師からのアドバイスがありました。
目を閉じると、ときおり鳥のさえずり、笛の音が聞こえ 甘美な時間が過ぎま
す。
いつもより長時間になりましたが、一瞬出る雑念をやりすごして、更に気を引きし
めました。ブザーの音は長く力強く 最後に読み上げる声は、まさに恐怖観念を吹
き飛ばすほどに、感じられました。
余分なものをそぎおとして、すっきりと又明日からスタートです。
お世話下さった方々、参加された皆様に感謝申しあげます。

9月20日土曜講習会に参加して

大阪賛助会 T・I

9月20日の土曜講習会は、公開講座で、櫻井講師による「心身統一法概論」でした。
講師は、講習の要点を、複数の大きな紙に書き、2つの白板に貼って説明されました。そして要点をことばで噛み砕いて説明されました。したがって、初参加の方にもわかりやすい公開講座だったと思います。
内容は、人生の尊さ、心身統一法根本原則、いのちの力(真人生の建設、心身統一の原則、心を積極化する方法)についてです。
最初の「人生の尊さ」では、他力本願あるいは他動的になるのでなく、自分でどうするかが大切である。すなわち、
(1)自分というものは世界に唯一の存在である
(2)人生は1度きり、やり直しのきかない大切なものである
(3)今を大切に活きる
「心身統一法根本原則」では、
天風先生は、「(心身統一法は)できるところだけやりなさい」とおっしゃっていたとのこと。
できることだけでもやっていく、繰り返しやっているうちにできてくる。
自分でできることを行い、感じとる。自分がわかったと思わないとダメ。信念と頻度。
櫻井講師は、80代の高齢にも関わらず、心身統一法を実践していることが、日常生活の体験事例からよくわかりました。
とにかく、自分で実践し、感じ取り、わかったと思えるものにすることの重要さが伝わってきました。
また、生活(生命活動)で、「いかに効率よく活きるか」が大切であるということも話されました。日常生活において「効率よく活きる」ということばは、あまり目にしないことばかと思います。特に天風会入会以前の考え・行動は、その当時は当然とおもっていたことが、今振り返ってみると、いかに非効率な活き方をしてきたかが、わかります。
講習を聞いて、「効率よく活きる」ことを更に心掛け、熱心に実践しようと思いました。

● 日曜行修会
日 時   ○12月8日 9:30~12:00
会 場    高津宮 (大阪市中央区高津1-1-29)
大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅 2番出口 徒歩5分

参加費    500円
地図
高津宮

● 講習会
日 時 2024年12月14日(土)14:00〜16:00
場 所 TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋
(大阪市中央区南船場4−3−2 ヒューリック心斎橋)

講習名 特別講演会「価値高く生きる3つの一如~」
講 師 川田清治
参加料 会員無料、会友・一般  無料
地図
TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋

● 日曜行修会
日 時   ○11月24日 9:30~12:00
会 場    高津宮 (大阪市中央区高津1-1-29)
大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅 2番出口 徒歩5分

参加費    500円
地図
高津宮

● 講習会
日 時 2024年11月16日(土)14:00〜16:00
場 所 TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋
(大阪市中央区南船場4−3−2 ヒューリック心斎橋)

講習名 シリーズ講習会⑤クンバハカについて⑥それはそれ、これはこれ
講 師 今川得之亮
参加料 会員無料、会友・一般 4,000円
地図
TKPガーデンシティPREMIUM心斎橋

● 日曜行修会
日 時   ○11月10日 9:30~12:00
会 場    高津宮 (大阪市中央区高津1-1-29)
大阪メトロ谷町線「谷町九丁目」駅 2番出口 徒歩5分

参加費    500円
地図
高津宮